大人でも危険が多い夜道。身体が小さくて発見しづらい上に、予想外の動きをしがちな子どもはなおさらです。防災防犯のためには子どもの存在に気づいてもらうのが一番であり、そのためには反射材が役立ちます。そんな子どもに最適な反射材の選び方をご紹介しましょう。
子どもに最適な反射材の選び方
まずは子どもに最適な反射材の選び方を解説します。
「再帰反射」がおすすめ
反射材と一口にいってもさまざまな素材のものがありますが、「再帰反射」の素材がおすすめです。
「再帰反射」は光を光源に対してまっすぐに反射する現象のことを指します。単なる反射に比べて少ない光を集めて反射できるため、反射光の光量が多いのが特徴です。
再帰反射についてはこちらの記事も参考にしてください。
再帰反射を使った反射材は薄暗い光でもしっかりと光るため、周りから存在をより認識しやすいといえます。
あらゆる方向から光を反射するようにしたい
自動車や自転車といった子どもにとってリスクがある存在は、必ずしも一方向からだけ来るとは限りません。
上下方向からはさすがに無いでしょうが、前後左右はどの方向からでも近づいてくる可能性があります。
このため、反射材もあらゆる方向から光を反射するようにしたいものです。
限られた方向からのみ反射できるようなグッズを使っている場合は、複数のグッズでさまざまな方向からの光に対応できるようにしましょう。
子どもの形を認識できるような反射材がベスト
周りの人間やドライバーから何かが光っていると認識できたとしても、それが単なる物なのか人間なのかを認識できるとは限りません。
四角いものが光っていたとしてもそれが人間だと認識できるには、かなり接近しないといけないかもしれません。
このため、反射材そのものの形状が子どもを認識しやすい形状になっていると良いでしょう。
季節を問わず使ってほしい
夜が危険なのは特定の季節に限らないため、いつでも使ってもらえるような反射材を用意すると良いでしょう。
たとえば手袋に反射素材がついているものがありますが、夏に手袋を付けていると暑いので子どもは嫌がりますし、健康上も良いとはいえません。
もちろん、季節ごとに反射材を用意して使い分けるものおすすめです。たとえば夏は帽子、冬は手袋など、いつでも何らかの反射材を身につけているようにグッズを用意したいものです。
子ども用におすすめの反射材
それでは子ども用におすすめの反射材を具体的にご紹介します。
ピカジャケ
ピカジャケは素材そのものが再帰反射素材という画期的なジャケットです。
ジャケットの袖や背中など一部が反射素材になっているものはよくありますが、ジャケット全体が再帰反射素材のため、あらゆる方向からの光を反射できます。
また、光った時の形状が人の形になるので、人がいると認識できるのが速いというメリットがあります。特に速い速度で走行中の車は一瞬が命取り。より安全性を高められるでしょう。
ピカベスト/瞬冷ピカベスト
ピカジャケの欠点は、ジャケットタイプなので夏は暑いという点。
そんなときはピカベストという半袖タイプがおすすめです。
さらに、空調ファンのついた瞬冷ピカベストというグッズもありますので、これを着ないよりもむしろ涼しくできるかもしれませんよ。
ピカランド
小学生の子どもが通学中に背負うことが多いランドセル。そんなランドセルカバーを再帰反射素材で作ったのがピカランドです。
ランドセルの形をしているので、その反射形状から子どもだとすぐに認識できます。
また、6年間という長期間使用するランドセルを守り、きれいな状態を保つのにも役立つでしょう。
子どもの安全を0.1%でも高めるために
現実的には、子どもの安全を100%確保することは困難です。だからこそ、0.1%でも高める工夫や努力が必要といえます。
その意味で、子どもが事故や事件に巻き込まれやすい夜は注目すべきシチュエーションであり、反射グッズを活用すれば防犯防災に役立つでしょう。
この記事で紹介したグッズで、子どもたちが元気に成長できるようにしてください。