夜間は昼間に比べて交通事故死傷者数が多く、夜間の安全性を高めるさまざまな安全グッズが販売されています。そのなかでもおすすめなのが全面再帰反射仕様のジャケットである「ピカジャケ」です。なぜピカジャケがおすすめなのか、その理由をほかの安全グッズと比較しながら解説しましょう。
安全性には「人と認識するまでの時間」が重要
夜間の交通事故死傷者数が多い原因の1つが、暗くて人の姿よく見えないという点。この点をもう少し掘り下げて考えてみましょう。
人間が反応するまでに必要なのは最短で0.2秒
ある研究によると、人間が音を聴いてから反応するまでの時間は0.2秒といわれています。
では、この間に車がどのくらい進むかというと、時速60kmの場合は約3mです。
この数字だけ見ると、意外と人間の反応速度は侮れない、と感じるのではないでしょうか。
人と認識するまでの時間が長くなる夜間
人間が常にこれくらいの時間でブレーキを踏めればよいのですが、現実はそうなっていません。
それは、ドライバーが人を認識するまでの時間が時間帯によって大きく変わるためです。
先述の0.2秒というのは人が音を聴いてから、つまりドライバーにとってはブレーキを踏まなくてはいけないとわかってから反応するまでの時間。
夜間など視界が悪い状況ではそもそも人と認識するまでの時間が長く、ブレーキを踏むタイミングが遅れがちです。
「何かがある」ことが早くわかる安全グッズ
逆にいえば、夜間の交通事故数を減らすには人と認識できるまでの時間を昼間に近づければよいといえます。
このために活躍するのが夜間用の安全グッズです。
さまざまな商品が存在しますが、どれも着用者を目立たせるという効果は共通しています。
これによりドライバーから早く発見してもらうことができ、ブレーキを踏むまでの時間を短縮できるでしょう。
「人がいる」と認識するまでの時間を短縮するピカジャケ
しかしながら、ピカジャケはそこからさらに一歩踏み込みました。
ドライバーが何かを発見するまでの時間だけでなく、それを人と認識するまでの時間も重要と考えたのです。
どの安全グッズでも「何かがある」ということはドライバーから早く認識されます。
しかしながら、何かがあるとわかっても、それが間で、かつぶつかる危険性があるとわかるまでドライバーはブレーキを踏まないでしょう。
私たちはここに着目し、いかに早く「人がいる」と認識できるかに焦点を当ててピカジャケを開発しました。
一般的な安全グッズの効果
このような前提に立って、一般的な安全グッズの効果を考察してみましょう。
懐中電灯
夜道に持っていくもの、といわれてまず思い浮かぶのは懐中電灯ではないでしょうか。
懐中電灯は自ら発光するため、ヘッドライトが当たらない場合でも存在を目立たせられるのがメリットです。
ただ、ぼやっと何かが光っていることはわかっても、それが何なのか、そしてブレーキを踏むべきなのか判断するには時間がかかります。
もちろん懐中電灯には夜道を照らして足元を確認する効果があるため、ピカジャケなどの安全グッズと併用する価値は十分あるでしょう。
ワンポイントの反射グッズ
夜道で目立つようにと、かばんや靴などにワンポイントで反射グッズをつけている方も多いかと思います。服の表面に反射する素材がついていることもあるでしょう。
反射グッズは車のヘッドライトや街灯の光をドライバーに向けて反射するため、その存在をいち早く知らせる効果が期待できます。
ただ、ワンポイントの反射グッズも、懐中電灯同様、「それが何なのか」を認識するまでの時間が長いのが欠点。
また、どちらの方向に動いているかがわかりづらく、ブレーキを踏まなくてはいけないと判断するまでに時間がかかるでしょう。
また、反射グッズは光が当たらなければ目立つことはありませんが、ワンポイントの反射グッズは反対側に対しては効果がありません。
後ろに背負ったかばんの場合、前からヘッドライトを照らされてもその光を反射できないため、1つだけつけて安心しないようにしたいものです。
安全タスキ/安全ベスト
安全タスキや安全ベストは上半身に着用する反射グッズです。
ある程度人の形に沿って装着されるため、ドライバーから人だと認識しやすいという特徴があります。
また、前後左右どの方向から照らされても光を反射できるものも多く、工事現場などで着用している人が多く見られます。
ただ、夜間は目立ってよいのですが、昼間につけていると「悪目立ち」してしまうのが欠点。
昼間はかばんのなかなどにしまっておくなどしなくてはいけず、余計な荷物が増えてしまいます。
さらに、感受性の強い子どもは「かっこ悪い」と感じて着たがらない可能性もあるでしょう。
蛍光色の服
「目立つ」という意味では、蛍光色の服は非常によく目立ちます。
特にX線や紫外線といった目には見えない光を目に見える光に変換して反射する素材はほかの人の服よりも明るく感じられるため、自らの存在やファッションを主張したい方におすすめです。
ただ、このような素材の服は昼間には目立つのですが、夜間は変換すべき見えない光が少ないため、実はあまり役に立ちません。
昼間に見て目立つと思って選んだら夜はまったく目立たない、ということもあり得ます。
ピカジャケなら夜でも人だとすぐ認識可能!
一方、ピカジャケを着ていれば夜でもすぐにドライバーが人と認識でき、ブレーキを踏むことが可能です。
その理由を解説します。
ジャケットそのものが反射素材
ピカジャケは反射素材がついたジャケットではなく、反射素材でできたジャケットです。
このため、以下の写真のようにピカジャケを着た人に光を当てると、人の形に光ります。
したがって、ドライバーは何か光るものを見つけたらすぐに人と認識できるでしょう。
さらに、人の形をしているもう1つの重要な点が、人がどちらに向かって進んでいるかわかりやすい点。
ピカジャケを着ている人はどちらを向いているかが一目瞭然であり、ドライバーはぶつかる危険があるかどうかを早期に判断し、ブレーキを踏めます。
再帰反射素材を採用
反射素材としてピカジャケは「再帰反射」と呼ばれる反射をおこなう素材を採用しています。
これは一言でいえば、ヘッドライトの光をドライバーに向かって集中的に反射できる素材のこと。
このため弱い光でも効率よく反射し、ドライバーから認識しやすいです。
再帰性反射についてはこちらの記事でより詳しく解説しています:
スタイリッシュなデザイン&コンパクト収納
交通事故はいつ起こるかわからず、安全グッズはいつも身につけている必要があります。
しかしながら、見た目が悪かったり、かさばったりするとTPOによっては着用したくないと感じるかもしれません。
ピカジャケはいつでも気軽に着ていただけるよう、スタイリッシュなデザインを採用しました。
このデザインなら普段でも着ていただけるのではないでしょうか。
さらに、日中は着たくないという方や、夏などの昼間が暑い季節にも対応できるよう、ピカジャケはコンパクトに収納できます。
背中のポケットがそのまま収納袋になるため、収納袋を忘れたりなくしたりすることがないのも自慢の1つです。
クラウドファンディング2冠の実績
ピカジャケは当初、国内クラウドファンディングサイト最大手のmakuakeとキャンプファイヤーで出資を募っていました。
私たちの想像以上の反響をいただき、どちらのクラウドファンディングサイトでも成功を収めています。
特に多かったのが「こんなのが欲しかった!」という声。
自分用として購入するだけでなく、子どもや実家のご両親に贈られる方も多くいらっしゃいました。
ほかにもこだわりが満載のピカジャケ
ピカジャケにはほかにもさまざまなこだわりが詰め込まれています。
こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください:
ただの光るジャケットじゃない!ピカジャケのこだわりとおすすめのポイントを解説
夜間用の安全グッズを買うならピカジャケがおすすめ!
この記事で紹介してきたように、夜間は視界が悪く、ドライバーが人を発見してブレーキを踏むまでの時間が昼間よりも長くなります。
このため、夜間の交通事故数を減らすには「人がいる」ことをドライバーが認識するまでの時間をいかに短くするかが勝負です。
しかしながら、従来の安全グッズは「何かがある」ことを早くドライバーに知らせることはできても、「人がいる」ことを認識するまでの時間をあまり短縮できません。
ピカジャケはジャケットそのものが再帰反射素材であり、光が当たると人の形に反射するため、ドライバーはすぐに「人がいる」と認識できるでしょう。
デザインや収納性などにもこだわったピカジャケをぜひお試しください。